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執筆者の写真kinjomglabo

ゲストハウス ますきち


今回のせと・しごと塾編はゲストハウスますきちの南さんに取材させていただきました!  ますきちは南さんご自身が開くことを決意し、古民家を延べ300人の手を借りて改築したゲストハウスです。ますきちは築約140年の瀬戸の陶工・陶芸の大将、川本桝吉さんの家をリノベーションして作られました。リノベーションの際には、昔ながらの雰囲気を感じてもらえるように当時の材料を使ったり、壊される古民家から板などをもらったりしたそうです。部屋の一部の床に"もろ板"が使われていて、とても味があり、文化や歴史が伝わってきました。更に食器やランプ・洗面器、玄関にあるタイルなどは瀬戸の本業窯の方やご友人からいただいたりした瀬戸物で、地元の魅力を知れるものが沢山ありました。

 南さんは大学4年生の時にゲストハウスをやりたいと志しましたが、建物や経営に対する知識は全くなく、またリノベーションする際の計画も最初は何もわからなかったそうです。なので最初の1年は町の方々と信頼関係を作ったり、他のゲストハウスのオーナーさんに聞きに行って調べるなど、自ら積極的に行動したそうです。南さん自身も地域の方々との関係性をすごく意識し、様々な人にアドバイスを貰いながら作業を進めていったそうです。南さんからお話を伺っていると、"繋がりの大切さ"や"瀬戸の人々の暖かさ"が自然と伝わってきました。南さんはバックグラウンドも年齢も性別も違う人達がここに集まって同じ空間を共有することで会話が生まれているところを見るのがすごく嬉しい、ありがたいと仰っていました。そしてますきちを通して瀬戸のことが好きな人同士で関係が続き、この町がもっと面白くなるといいとも仰っていました。

 最後に南さんから学生へのメッセージをいただきました。色んな選択肢があるけれどまずは自分で何をやりたいのかをまとめ、そこから色んな人に協力を仰いでみる。試してだめだったら別のことをやったりと、取り敢えずがむしゃらにやってみることが大事!とお話してくださいました。 皆さんも是非ますきちに足を運んでみてはいかがですか?

詳細は「ゲストハウスますきち」で検索してみてください。

取材・放送(河合、名和、福田)

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