今回は、丸仙商店のCONERUという陶芸ショップを立ち上げた牧さんに取材しました! CONERUさんは新型コロナウイルス感染症の影響で5月のオープンが延期になり、6月7日にオープンされたばかりです!今回はオープン前にお話をお聞きしました。
CONERUさんは主に陶芸用粘土販売と陶芸スペースを設けているお店で、陶磁品の作り方を実際に教えていただけることができるのです。このお店を立ち上げようとした理由は、陶芸用粘土をもっとたくさんの方の身近に思ってもらえるモノとしたいとおっしゃっていました。また、この自粛期間に何か新しくできることはないかと、家のオーブンで作ることができる陶芸粘土のインターネット販売を始め、自宅で簡単に陶芸を楽しむことができるんです。
牧さんはこの会社を立ち上げる前、電気機器製造会社に勤めてみえたそうです。しかし、このまま自分のやりたい仕事を続けるか、家業である窯業原料を作っている会社を継ぐかで悩んでいたそうです。家業を継ぐと決めた牧さんは、後悔する前に一度やってみようという気持ちで始めました。また、陶磁器粘土が取れる、日本有数の産地である瀬戸ですが、近年、粘土を取ることを制限され、陶磁器事業が衰退してしまっているとのことです。そんな状況や、粘土の価値が高いことを沢山の方に知ってもらうために、講演会にも積極的に参加されているそうです。
経営者である牧さんは起業してよかったことについて、時間に対して自由になったとおっしゃっていました。一方で苦労することは自分が会社を守っていく側であるため様々なリスクが大きいことだそうです。さらに、従業員と経営者では見える景色が違うので、従業員の立場を理解して仕事に励むことを心がけているそうです。自由であるとはいえ、抱えるリスクが大きい中で、経営者でありながらも常に周りを考えて行動していらっしゃることは、私の中では想像もつかない努力をされているのだと思いました。
最後に牧さんから学生へメッセージをいただきました。色々な所に足を運び、沢山の人に出会うことは思わぬことが起こるかもしれません。自分のチャンスを広げていって欲しいとおっしゃっていました。私も取材を受け、平凡な大学生活ではなく、興味あることを探しチャレンジして、刺激的な大学生活を送りたいと思いました!!
皆さんも是非CONERUさんに足を運んでみてください!詳細は「陶芸ショップCONERU」で検索してみてください。
URLは、https://www.coneru.co.jp/ です。
取材・放送(安田、宮城、三ツ矢)
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