斎藤さんは「結ぶ。」コーディネーターとして地域の歴史文化を軸としたまちづくりや、地域資源を活かした商品開発の活動をしています。
活動を始めたきっかけは、18年前に瀬戸に引っ越してきた際に「どこに行ったら楽しいのか」ということで当時はネットの情報がまだなかったため、自分の足で瀬戸を見てみようと街ぶらをしてみたことだそうです。その時にレトロな路地裏や職人のまちだからこそのコミュニケーションの多さに気づき、その魅力が伝わっていないのはもったいないということで、まちづくりに繋がるような「企画」を0から趣味のような形で始めたそうです。
最初に企画したのは「みんなで着物を着て街を歩こう!」というもので、古民家が多い町並みを背景に着物で歩けたら素敵だろうなという思いから出たアイデアだそうです。それ以来、観光協会など色んなところから声を掛けてもらい、道の駅の経営についてのアドバイスや商品開発、瀬戸の焼きもののPRなど様々な事業に携わり、現在は「まちづくりコーディネーター」として活躍をされています。
また、斉藤さんは、何をするにも大切なのは「誰とするか」だとおっしゃっていました。実際に斉藤さんは現在フリーで活動していますが、多くの人と関わりながらお仕事をされていて、仕事で訪れる先々での出会いが次に繋がっているそうです。
出会いの大切さを改めて感じましたし、私自身アルバイト先の仕事は大変ですが、仲間に恵まれていて辞めたいと思ったことは一度も無いので、「誰とするか」が大切だという点にはとても共感を持ちました。
斉藤さんは大ナゴヤ大学というNPOの団体に所属されていて、ナゴヤについて学ぶ場でも活躍されています。 魅力的な企画が多いので是非参加してみてください。
取材・放送(小田、水野、永井)
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